FXのデモ口座の利用の仕方について

4年ほど前にFXを始めましたが、最初はどのように取引するのかもよくわからず、さすがにいきなり証拠金を入金してはじめるもの無謀だと思い、とにかく慣れるために2社のデモサイトで合計一ヶ月ほどシュミレーション型のトレードを行ってみました。
デモ口座による取引でも証拠金額が調整できるのであれば、できるたけ小さい金額でやってみるのが実地体験としてはいいと思いました。
というのも最初から100万とか1000万とかいう証拠金でやり始めてしまいますと、失敗した注文の痛みが伝わらないことになってしまうからです。
なぜだかわかりませんが、こうしたデモ口座によるシュミレーションでは往々にして儲かることが多く、かなり市場のことを甘く見がちになるのも要注意でした。
やはり実際に証拠金をかけてやるのとかなり異なった気分だったことを今も反省しております。
こうしたシュミレーションを行う時に重要だと思うのは、すべての機能を一度は試してみるということです。
まず通貨ペアについては、最も馴染みのあるドル円からスタートして、ユーロ円やユーロドル、豪ドル円など、様々な通貨について一通り試してみるのがいいと思います。
自分で利用したときもそうでしたが、ドル円というのは最近はかなり激しく上下していますが、4年ほど前の平時には上下の動きが乏しく、レンジ相場のときにはかならず元の位置に価格がもどってくることがあったので、間違った方向に買っていてもそのままロスカットせずにもっていると損せずに利益確定できたものです。
しかし、これでは練習にはなりません。
シュミレーションといえども、自分なりのルールを決めて、どれだけ損益がでたらロスカットをするかをまず練習すべきです。
知人のこうしたデモトレードの話も聴いたことがありますが、ほとんどの人たちはfモトレードでロスカットの練習をしていないようです。
せっかくの機会だからこそ利用してみたいのがこのロスカット機能です。
また通貨を変えて取引しはじめると、ドル円との動きが大きく違うことについても驚かされるはずです。
私の場合もドル円からユーロドルに通貨を買えてデモトレードをしてびっくりした記憶があります。
あまりにも1日で上下に動く量が多いことと、東京市場での動きから午後四時過ぎにはじまるロンドン市場での動きがまったく変わってしまい、しかもニューヨーク市場がスタートする時間でまたトレンドが変化しはじめるというドル円とはまた大きく異なる動きが体験できるのが重要です。
おそらくデモ口座をいえどもこの動きについていかれずに必ずロスカットをせざるをえなくなるのが適当のポジションを作ったときのユーロドルの特徴ですので、これはぜひ経験しておいて損はないと思います。
また高金利通貨の豪ドル円を買ってみますとスワップポイントが実際についてくるようになりますので、これも一度はデモ口座のうちに経験してみるといいと思います。
さらにイフダン注文といった仕掛けのできる注文方法もこの段階で一度は試してみるのがいいでしょう。
こうして最低限の動きを一通り試すことができれば、とりあえず証拠金を入金をしてのデビュー戦にのぞめるようになるはずです。

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