誰でも簡単にわかるFX取引の仕組み

最初にFXで利益がでる仕組みについて、私の体験談を基にご紹介します。
FXとはそもそも日本の円やアメリカのドル、イギリスのポンドなどの通貨を売買する金融商品です。
通貨の売買というと難しく感じるかもしれませんので、具体的にドルと円の通貨ペアの売買を考えます。
現在のドルと円の関係を1ドル80円と仮定します。
この時に、1万ドル分ドルを買うと80万円が必要となります。
その後、相場が変動し1ドルが90円になったとします。
1万ドル分のドルを持っているので売却すると90万~の価値があります。
結果として、10万円の利益を得ることができます。
このように、通貨ペアの売買時点での為替レートの差額を利用することがFXで利益がでる仕組みです。
また、為替レートの差額で得た利益はキャピタルゲインと呼びます。
キャピタルゲインは保持している資産の価値が上昇することで得られる利益を指します。
FXだけでなく株式や債券取引でも資産価値が上昇して得られる利益は同様にキャピタルゲインと呼ばれます。
先ほどの例でいうと、1ドルの価値が80円から90円へ10円値上がりしています。
この例はドルの価値が上昇したために得られた利益と理解できます。
また、この例は私たちが日常のニュースで良く耳にする円安ドル高の状況です。
為替取引では、通貨高や通貨安などのニュースを理解する必要があります。
私の場合は、この資産価値の上昇という考え方で通貨高や通貨安などが理解しやすくなりました。
つまり、通貨高は通貨の価値が上昇する状況で、通貨安は通貨の価値が下落する状況です。
キャピタルゲイン以外にもFXで利益を得る方法があります。
それは、インカムゲインと呼ばれる利益です。
この方法では、スワップポイントと呼ばれる仕組みを利用して利益を得ます。
スワップポイントは、取引を行う通貨ペアの金利差に応じて支払われます。
通貨ペアの内の金利の高い方の通貨を買って保持することで、その通貨ペア間の金利差がスワップポイントとして利益になります。
私の場合は、相場が大きく動かないときなどには金利の高い通貨を保持することで利益を得るように取引しています。
先ほどの例では、1万ドル分のドルを購入するのに80万円が必要でした。
私もFXを始める前はそのような大金は準備できないから取引はできないと考えていました。
しかし。
実際にはレバレッジと呼ばれる仕組みを利用することで少額で取引が可能になります。
レバレッジとはてこの原理とも呼ばれ、投入する資金よりも多くの金額を取引する手法です。
現在、日本ではレバレッジ最高倍率が25倍に規制されています。
ここでも実際に例を挙げてレバレッジの仕組みを説明します。
現在、1ドル100円だと仮定します。
ここで、実際に1万ドル分のドルを購入するためには、100万円が必要になります。
しかし、25倍のレバレッジを利用することで、100万円の25分の1である4万円で1万ドルを購入できることが分かります。
実際に取引する際には、証券会社は25倍以下のレバレッジをいくつか用意している場合が多く、1倍(レバレッジなし)や2倍、5倍、10倍などがあります。
レバレッジの倍率により預け入れる証拠金が異なるので、預け入れ可能な資金や相場の変動リスクを考慮してレバレッジを決める必要があります。
私の場合は預け入れ金額が少なく済む25倍の最高倍率で取引を行うことがほとんどです。
こちらでも初心者でもわかりやすいFXの仕組みを解説していますので気になる方はご覧になってみてください。

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